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セカンドパーティ・クッキーの活用例

こちらの記事では、セカンドパーティ・クッキーの活用について解説していきます。セカンドパーティ・クッキーを活用するメリットや、考えらえる活用例などをまとめました。

目次

セカンドパーティ・クッキーの利点

セカンドパーティ・クッキーとは、他社が保有するWebサイトで発行したクッキーを指します。例えば自社のWebサイトで発行したファーストパーティ・クッキーを提携先のWebサイトに共有するケースがあります。この場合に共有されるファーストパーティ・クッキーは、提携先にとっての「セカンドパーティー・クッキー」となります。一般的には、パートナー企業や特別な関係を結んだ企業間での共有が行われています。

セカンドパーティーデータとは、上記のように他社によって取得されたデータを指しますが、その中にはクッキーも含まれています。このセカンドパーティ・データの取得により、自社だけでは得られない顧客に関する新たな洞察が得られるため、顧客のニーズに合わせて多くの価値を提供することが可能になります。

また、セカンドパーティデータの配信・分析によってユーザーのアクションを可視化できるといったメリットもあります。例えばデジタル広告を配信したとします。配信後にセカンドパーティデータを用いて分析を行うことによって、どれくらいユーザーのアクションに繋がったのかを把握することができます。

セカンドパーティ・クッキーの活用例

ここでは、セカンドパーティ・クッキーの活用例について、広告の配信時などによく使用される「アンケートパネルデータ」「位置情報データ」「購買データ」「視聴データ」の4種類を例に挙げて活用例を紹介していきます。

ただし、データによっては実施可否がある場合が考えられる点や、データ共有や分析は厳格な管理のもとで行う必要がある点には注意が必要です。

アンケートパネルデータ

例えば、家族構成や職業、車の保有状況、家の保有状況などに合わせた広告配信を行うなど活用ができます。また、広告に接触したユーザーの深掘りといった点において活用できるでしょう。

位置情報データ

位置情報を活用することによって、広告配信の際に細かなエリア指定につなげられます。また、広告の配信がその後どれくらい来店につながったかどうかを分析することも可能です。

購買データ

広告配信において特定商品や商品カテゴリを対象とする場合、購買データを活用できます。また、その広告の配信が購買につながったのかどうかや、購買データを活用することによってユーザーの興味関心などの傾向を可視化できます。

視聴データ

どのような視聴者がいるのかを把握し、番組のカテゴリや特定番組の視聴指定を行う、視聴状況に応じた配信を行うなどの活用方法があります。さらに、視聴ユーザーの興味や関心の傾向を把握できるでしょう。

さまざまな面で活用できるセカンドパーティ・クッキー

こちらの記事では、セカンドパーティ・クッキーについて紹介してきました。活用するにあたってどのようなメリットが考えられるのかといった点に加えて活用事例もまとめています。このように、セカンドパーティデータはさまざまな面で活用できる可能性があるといえます。

また当サイトでは、ファーストパーティデータの活用に関しても解説を行っています。興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてください。

ファーストパーティデータの活用はなぜ重要?

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