小売業界
小売業界のDXを実現するためには、CDPの導入が不可欠です。ここでは、小売業界におけるCDPツールの活用事例を3つご紹介します。
Rtoaster insight+を活用した小売業界のDX事例
多様化するニーズに素早く応えるWebサイトに
143,000点もの商品を取り扱う生花仲卸ECサイト「はなどんやアソシエ」では、幅広いお客様の多様化するニーズに素早く応えるためにプライベートDMP「Rtoaster」を導入しました。
全商品カテゴリのインデックスに、お客様の行動に基づく商品レコメンドを設置したところ、購買に至るCVRが向上。セッションあたりの平均購入単価も8%向上しました。
さらに、会員未登録のお客様がサイトに来訪した際に、新規会員登録を促進するポップアップを表示するようにしたところ、新規会員登録に至るCVRが10%向上しました。今後は、倉庫内の商品配置の最適化などにもRtoasterの活用を考えているそうです。
※参照元:Rtoaster(https://www.brainpad.co.jp/rtoaster/case/jiyugaoka-flowers/)2023年6月19日時点
施策の数が2倍以上に増加
40代からの大人向けブランドを展開している株式会社DoCLASSEでは、近年はWebサイトの活用に精力的に取り組んでいます。
2020年4月からは、「複数のマーケティングツールに散らばっていたデータを一元化する」取り組みの一環でRtoaster(アールトースター)を導入。複数箇所に散らばったお客様データを集約し、さまざまな条件で施策を打てるようになったことで、実施できる施策の数が2倍以上に増加しました。
社内のさまざまな場面でデータを用いて説得力のある提案やフィードバックができるようになるなど、大きな変化も生まれています。
※参照元:Rtoaster insight+(https://www.brainpad.co.jp/rtoaster/case/doclasse/)
TreasureDataを活用した小売業界のDX事例
企業間でのデータ連携・活用にTreasureDataを採用
アスクル株式会社では、運営するBtoC向けの日用品販売サイト「LOHACO」で得られたデータを、LOHACOに商品を卸している消費財メーカー140数社にも公開。各社が自由に自社商品のデータ分析を行えるような環境を整えています。
扱う商品に5,000以上のカテゴライズがあるなど、膨大かつ多彩なデータを企業間で連携、活用するために利用しているのが「Treasure Data CDP」です。
アスクル株式会社は、共通キー単位の販売、連携データを用いた分析代行、サンプリング・アンケート・インタビュー・ターゲティング広告のサポートなども行っており、自社ECのためだけでなく「社会でデータを活用する」ために「Treasure Data CDP」をフルに活用しています。
※参照元:PLAZMA by TREASURE DATA(https://plazma.treasuredata.co.jp/case-study-askul-plazmanikkei/)
小売業においてCDPツールを活用することで、さまざまな課題の解決が可能です。
特に、ECサイトを運営している企業では、データを活かしたサービスを提供することで、効率的な店舗運営やコスト削減、顧客体験の向上などを図ることができるでしょう。
ただし注意したいのが、現場のニーズに合ったCDPツールの選定です。各社が提供するCDPツールにはそれぞれ得意不得意があるため、しっかり把握した上で、適切なツールを選んでください。
こちらのページでは、4つのニーズ別におすすめのCDPツールをご紹介しています。
その他の業界のCDPツール活用事例について
CDPツール選びの手助けをする当サイト「シディピNavi」では、他にもCDPツールの活用事例を一覧で紹介しています。 事例からでCDPツールをを探したい方はぜひ参考にしてください。