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観光/旅行/ホテル業界

観光/旅行/ホテル業界のDXを実現するためには、CDPの導入が不可欠です。ここでは、観光/旅行/ホテル業界におけるCDPツールの活用事例を3つご紹介します。

目次

Tealiumを活用した観光/旅行/ホテル業界のDX事例

こまやかな「おもてなし」を実現

全日本空輸株式会社では、2015年から他社のCDPツールを導入してデジタルマーケティングの基盤として活用してきたものの、シーンごとに変化するお客様のステータスやマインドに沿った「おもてなし」ができていないという課題を抱えていました。

そこでTealiumのソリューションを導入。タグマネジメント「Tealium iQ™」によりWebフロントでタグ情報を統合管理し、データマネジメントソリューション「Tealium AudienceStream™」でリアルタイムのデータ統合を実現したことで、顧客体験価値とブランドロイヤリティを向上させることができました。

※参照元:Tealium(https://tealium.com/ja/resource/case-study/ana-case-study/)

Rtoaster insight+を活用した観光/旅行/ホテル業界のDX事例

上質な接客を目指して

温泉旅館・ホテル予約サイト「ゆこゆこネット」を運営するゆこゆこホールディングス株式会社では、Webを中心にゆこゆこならではの「おもてなし」を実現するため、プライベートDMP「Rtoaster」を導入しました。

お客様のサイト内での行動をもとにおすすめの「温泉地」「宿泊施設」をレコメンドすることで、CV率が2.5倍に向上

現在は、Rtoasterが保持するお客様情報、Webサイト閲覧データ、スコアリング情報などをCCMPに連携し、CCMPからパーソナライズメールを配信する計画を立てています。また、これまでゆこゆこが培ったノウハウをRtoasterに組み込むことで、「温泉コンシェルジュ」のような接客を「ゆこゆこネット」上で実現できるよう取り組んでいます。

※参照元:Rtoaster insight+(https://www.brainpad.co.jp/rtoaster/case/yukoyuko/)2023年6月13日時点

TreasureData CDPを活用した観光/旅行/ホテル業界のDX事例

顧客の「文脈」をつかんだ施策でCV率が150%上昇

20年以上にわたって「宿泊」などのインターネット販売を展開している株式会社JTBは、販売データのサイロ化や、データ活用に関する専門人材が不足しているという課題を抱えていました。

Treasure Data CDPの導入に合わせて、社内の組織体制も変革。データドリブンを実現するための「データサイエンスセントラル」という組織を中心に分析やプランニングを行うようにしました。

その上で、お客様の『文脈』をつかんだ施策を実施したところ、CV率はなんと150%の上昇を記録。今後もデータを解釈し、JTBというブランドの体験構築を進めていきたいと考えているそうです。

※参照元:TreasureData(https://plazma.treasuredata.co.jp/case-study-jtb-01/)2023年6月13日時点

まとめ
CDPツールの活用で可能性が広がる

観光/旅行/ホテル業界でCDPツールを導入することで、高品質のサービス提供やコンテンツの充実、消費促進(収益増加)、新たなビジネスチャンスの発見など、さまざまなメリットが得られます。

ただし、注意したいのが、企業の業務やニーズに合ったCDPツールの選定です。各社が提供するCDPツールにはそれぞれ得意不得意があるため、しっかり把握した上で、適切なツールを選びましょう。
こちらのページでは、4つのニーズ別におすすめのCDPツールをご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

その他の業界のCDPツール活用事例について

CDPツール選びの手助けをする当サイト「シディピNavi」では、他にもCDPツールの活用事例を一覧で紹介しています。 事例からでCDPツールをを探したい方はぜひ参考にしてください。

要望別に比較
CDPツールおすすめ4選

「連携・活用のしやすさ」「導入率・シェア率の高さ」「費用の安さ・低コスト」「サポートの充実度」という
4つの要望別にそれぞれおすすめのCDPツールを厳選。自社が抱える課題感に合うCDPツールを探してみてください。

※2023年5月8日調査時点で、「CDPツール」とGoogle検索し表示されるCDPツール20社のうち、導入実績や実例を公式サイトに掲載している製品をピックアップ。そのなかで、公式HPで確認できる情報もとに以下の条件で要望別に各ツールを選定しています。
■連携・活用のしやすさ=Tealium(統合可能なシステムが最も豊富だったため)
■導入率・シェア率の高さ=TreasureData CDP(導入実績が最も豊富だったため)
■費用の安さ・低コスト=goline CDP(初期費用・月額費用が最も低かったため)
■サポートの充実度=Rtoaster insight+(対応満足度が最も高かったため)