セカンドパーティ・クッキー
こちらでは、セカンドパーティ・クッキーの概要や利用するメリットなどを解説しています。また、活用例などについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
セカンドパーティ・クッキーとは?
「セカンドパーティ・クッキー」とは、他社が保有しているWebサイトで発行されたクッキーを指します。自社サイトで発行したクッキーは「ファーストパーティ・クッキー」といわれますが、このファーストパーティ・クッキーを提携先などの第三者に提供すると、提供先の企業にとって「セカンドパーティ・クッキー」となります。 セカンドパーティ・クッキーをもとにしたデータはセカンドパーティデータと呼ばれています。このデータはパートナー企業やグループ企業など直接的に関係がある特定のパートナー企業同士で共有したり、匿名化された状態でデータとして売買したりすることで収集され、さまざまな面で活用されています。
セカンドパーティ・クッキーのメリット
セカンドパーティデータの活用によって、特定のWebサイトに訪問した人のみを対象にしたマーケティングが可能になるといったメリットがあります。また、ファーストパーティデータのみでは必要な情報をカバーできない場合に、セカンドパーティデータを活用することによって自社の顧客情報を補完できます。このことにより、これまでは気づかなかった新たなターゲットが見えてくるケースもあるでしょう。このように、セカンドパーティデータの活用によって、新たな視点を得られる可能性も考えられます。
セカンドパーティ・クッキーの活用例
例えば位置情報データを利用することで、広告配信を行う際により詳細なエリアを指定できるようになり、その配信でどの程度来店につながったか等の分析も可能になります。また、購買データを活用すれば、特定商品や商品カテゴリを指定して広告配信ができ、ユーザーの興味などについて可視化できると考えられます。
そのほかにも、アンケートパネルデータ、視聴データなどさまざまなデータを広告の配信や分析に活かせるといえるでしょう。