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CDPでカスタマージャーニーへのアプローチが変わる

CDPでカスタマージャーニーにどうアプローチするか

タッチポイントが多様な時代、カスタマージャーニーが見据えるものは「想定シナリオ」ではなく、「リアルタイムに変化する個別体験」へ進化しています。

そこで基盤となるのが顧客データプラットフォーム(CDP)です。CDPは、Web行動やアプリ利用、店舗購買、コールログなど断片化したファーストパーティデータを ID ベースで束ね、単一顧客ビュー(SCV)を生成します。

この統合データを軸に MA・広告・カスタマーサクセスツールへ瞬時にフィードすることで、ステージごとに適したコンテンツやオファーを自動配信し、効率の良いマーケティングを実行できます。一例として各ステージをまとめました。

認知ステージ:精緻なセグメントで見込み客を惹きつける

比較・検討ステージ:行動データに応じたパーソナライズ

購入・コンバージョンステージ:ネクストベストアクションで背中を押す

継続・ロイヤリティ維持ステージ:LTV ドリブンの関係強化

まとめ

CDPは断片化データを統合し、認知からロイヤル化までのカスタマージャーニー全体にデータで動くエンジンを組み込みます。

精緻なセグメント抽出、リアルタイム施策配信、AI予測によるネクストアクション、そしてプライバシー準拠までを一気通貫で支援し、顧客体験と事業成果を同時に引き上げる点がCDP を活用した現代マーケティングの核心と言えるでしょう。

要望別に比較
CDPツールおすすめ4選

「連携・活用のしやすさ」「導入率・シェア率の高さ」「費用の安さ・低コスト」「サポートの充実度」という
4つの要望別にそれぞれおすすめのCDPツールを厳選。自社が抱える課題感に合うCDPツールを探してみてください。

※2023年5月8日調査時点で、「CDPツール」とGoogle検索し表示されるCDPツール20社のうち、導入実績や実例を公式サイトに掲載している製品をピックアップ。そのなかで、公式HPで確認できる情報もとに以下の条件で要望別に各ツールを選定しています。
■連携・活用のしやすさ=Tealium(統合可能なシステムが最も豊富だったため)
■導入率・シェア率の高さ=TreasureData CDP(導入実績が最も豊富だったため)
■費用の安さ・低コスト=goline CDP(初期費用・月額費用が最も低かったため)
■サポートの充実度=Rtoaster insight+(対応満足度が最も高かったため)